韓国観光公社とハナ大投証券が20日に発表した情報によると、韓国を訪れる中国人観光客数は年間平均19.8%のペースで増加しており、2020年には現在の約3.5倍の延べ1490万人に達する見通しだ。中国人観光客の韓国における消費規模は、2020年に30兆ウォン(約3兆円)に達し、韓国の小売市場の約8%を支えることになる。
ハナ大投証券は報告書の中で、「中国人観光客の韓国でのショッピング費用(交通費、食費、宿泊費を除く)は、2020年に30兆5000億ウォンに達し、昨年の6兆2000億ウォン(約6200万円)の5倍弱になる」と予想した。
同報告書によると、昨年の韓国小売市場の販売額のうち、中国人観光客が1.9%を占めたが、この比率は2020年に7.7%に達する見通しだ。中国人観光客の韓国での消費額も近年急増しており、昨年の増加率は50%超となった。この増加率は、今年30%ほどに落ち着くと見られる。この増加率は低く見積もっても、2020年の時点で18.5%を維持でき、韓国小売業全体の3%の増加率を大きく上回る。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月22日