中国保険監督管理委員会(保監会)の項俊波主席はこのほど『学習時報』で、署名記事「保険業の国家管理への貢献」を掲載した。その中で、項主席は中国保険業の将来性について語った。10日付中国証券報が伝えた。
中国の保険業界は税率が高く、税優遇措置も少ないことを踏まえ、項主席は「今後は財政・税務部門との意思疎通の強化を続け、税収面から保険業界の負担を軽減できるように努めていく」と表明した。また、「保険業界は向こう20年で、都市化建設関連のインフラ、不動産分野に24兆元の資金を直接提供できる。これに債券などの形式の投資を加え、中国の都市化建設に約80兆元の資金を提供できる」と指摘した。
「中国証券報」より 2014年9月10日