中国経済は合理的な区間内で推移中
李克強総理はアルコアのクラウス・クラインフェルト会長の質問に回答し、「中国経済の今年上半期の成長率は7.4%で、雇用は昨年上半期よりやや増加し、物価上昇率は2.3%に抑えられた。これは合理的な区間内を推移したと言える。7、8月の一部の指標、電力使用量、貨物輸送量、貸付規模などに変動が生じたことが、世界から注目されている。しかし我々は依然として合理的な区間内だと判断している」と述べた。
李総理は、「中国経済が合理的な区間内を推移中に、短期的な変動が生じることは避けられない。世界経済の回復が依然として遅れ、一部の主要経済体が低迷する中、中国国内経済の発展にも解決すべき深層の問題が存在している。また昨年下半期のデータが好調だったことから、前年同期比であまり良くない結果になることも予想通りだった。我々はマクロ政策の安定性と連続性、つまり『定力』を維持し、同時に積極的な取り組みを継続する。今年の中国経済の主要指標は達成可能だ」と強調した。