9月11日、人民元の対米ドルレート基準値は2日続いた大幅上昇の後に、やや下がり、直物相場も小幅下落となった。12日付中国証券報が伝えた。
これについて、市場関係者は「現在の人民元レートの基準値は6月以来の高水準付近まで上昇しており、人民元相場は当面小幅の変動を続ける可能性がある」と指摘する。
しかし、中期的には、高水準の輸出超過が続き、人民元を押し上げるとみられる。人民元相場は年内の後の数カ月間において、概ね強含みの傾向を維持し、1―4月の人民元の下落分が次第に相殺されることになるという。
「中国証券報」より 2014年9月12日