李克強総理は9月10日の夏季ダボスフォーラム開幕式で、「中国は今年の残り4カ月間にマクロ調整の方針および手段の改善と革新を続け、区間型調整を基礎とした上で特定先を照準した政策緩和を強化し、構造的改革・調整を進める。『壮士断腕』(毒が全身に回らないよう腕を切り落とす)、背水の陣の決意を抱き、全局面に影響を及ぼす重点改革を促進し、長期を見据え目前の問題を解消することに取り組む」と述べた。
李総理は、「残り4カ月は行政のスリム化と権力の移譲、サービス業の発展の支持を続け、投資の弱点を補う。また財政および金融の増量・余剰資金を活用し、実体経済、新興産業、新業態への支持を拡大し、三農(農業・農村・農民)、零細企業、サービス業により多くの利益を与える」と述べた。
李総理は、「経済発展方式のモデルチェンジを加速し、革新という『金の鍵』を活用し、体制および科学技術の革新を推進することで、中国経済の中高速成長を維持し、中高水準に向かい、中国経済のグレードアップ版を実現すべきである」と強調した。