財経観察:中国製造業はスマート化で世界を勝ち抜くべき

財経観察:中国製造業はスマート化で世界を勝ち抜くべき。

タグ: 中国製造

発信時間: 2014-09-25 17:06:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界経済回復のの足取りが重く、中国経済が大きな構造転換を余儀なくされる中で、中国の製造業はスマート化という世界的流れに順応し好機を活かし、比較優位性を高め、機先を制しなければならない。「人類はまもなくスマート時代に入ろうとしている。我々に絶大なチャンスが巡ってきた」とアジア製造業協会最高経営責任者の羅軍氏がこのほど第7回アジア製造業フォーラムの年次総会で語った。

中国山東省濰坊市で開催されたアジア製造業フォーラムの年次総会は国内外から広く注目された。アメリカ、イギリス、ドイツなど11カ国の専門家と企業家が会議に参加し、将来に向ける製造業発展のトレンド、ドイツの工業4.0戦略による中国伝統産業の構造転換・グレードアップへの影響といったテーマをめぐって踏み込んだ討議を繰り広げた。参会した専門家の多くはインテリジェント生産は製造業発展の必然な流れだと意見を述べ、生産・製造のスマート化・個性化・オーダーメード化は未来工業の新常態(ニューノーマル)になると予想した。

米シンシナティ大学特別招聘教授李傑氏は、工業4.0とは、人類社会は機械化・電気化・情報化をシンボルとしたこれまでの3回にわたる工業革命を経てネット化と製造業の融合による第4次工業革命に入ろうとしていることだ、と説明した。

フラウンホーファー協会(独Fraunhoter-Gesellschaft、FhG)生産自動化研究所のトーマス所長は、インテリジェント工場は将来必ず通らねばならない道だと考えられている。彼は、インテリジェント工場は工業4.0の核心だ、工業4.0は情報物理システム・製造・物流技術の融合及び工業生産過程におけるモノのインターネット・ビッグデータ・サービスインターネットの応用に関わっていると紹介しながら、SNSにおける人々の交流と同じように、人・機械・資源がインテリジェント工場で交流し合い、「将来我々はスマートに外出し、インテリジェント物流・インテリジェント建築・スマートグリッドを有するようになる」と語った。

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