中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の尚福林主席は先般、中国銀行業のリスクは制御可能な範囲にあるとの見方を示した。25日付中国証券報が伝えた。
これは、尚主席が24日に開催された第18回国際銀行監督者大会に出席した際に述べたもの。尚主席は、「中国商業銀行全体の自己資本比率が12.4%、不良債権比率が1.08%、貸倒引当金のカバー率が263%となってことは、中国銀行業の資産の質が全体的に安定しており、リスクは制御可能な範囲にあることを示している」とした。
「中国証券報」より 2014年9月25日