一部の先進国が人民元を実質外貨準備化=周小川中央銀行総裁

一部の先進国が人民元を実質外貨準備化=周小川中央銀行総裁。

タグ: 実質外貨準備化 人民元 周小川 中央銀行総裁 

発信時間: 2014-10-14 16:54:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

国際銀行間通信協会(SWIFT)の集計によると、全世界における人民元による決済ランキングは第7位。約2年前の14位から急上昇している。2009年以降の人民元の対ドルレート上昇率は11%近くに達し、ブルームバーグがカバーしている24の新興市場通貨の中で最も値上がり幅が大きい。周総裁は「人民元の国際化にはまだ解決すべき課題がある。それは人民元の自由化を段階的に推進し、『市場需給の尊重と金融安定の維持』という点において一層努力することである」と述べた。中国の習近平国家主席は、先月スリランカを訪問した際に、中国人民銀行とスリランカ中央銀行との間で100億人民元(約16.3億ドル)の通貨スワップ協定を締結した。

中国は同時にスリランカ中央銀行に、中国国内の銀行間債券市場に参加することを許可した。2009年以降、中国はスイス、ブラジル、香港、韓国など20カ国を超える国・地域と2カ国間通貨スワップ協定を結んでいる。このほか中国人民銀行の易副総裁は11日、ワシントンで「条件が合う時期に、人民元はIMF特別引出権(SDR)バスケット通貨に組み入れられるだろう」と述べた。現在のSDRの構成通貨は、ドル、円、ユーロ、英ポンドとなっている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年10月14日

 

 

 

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