上海総合指数が2400ポイントに近づき、創業板(新興企業向け市場)が史上最高値に迫る中、上海と香港の株取引相互乗り入れ「滬港通」などの政策は中国の保険資金の運用に新たなチャンスをもたらしている。15日付中国証券報が伝えた。
保険機関の海外投資は増加し、資金の運用先も多様化している。海外の不動産や株式への投資以外に、適格国内機関投資家(QDII)や適格海外機関投資家(QFII)などへの保険資金の参入に大きな余地がある。また、2014年、保険機関のQDII資格の獲得ペースは加速傾向にあり、投資枠も前年より増加しており、保険企業の「海外進出」で新しいルートとなっている。
「中国証券報」より 2014年10月15日