中国工業情報化部は14日、IC産業の発展を後押しすることを目的とし、国家開発銀行傘下会社の国開金融有限責任公司などが出資する国家IC産業基金が正式に発足したことを発表した。15日付中国証券報が伝えた。
中国工業情報化部と中国財政部の指導の下、9月24日に国開金融有限責任公司、中国煙草総公司、北京亦荘国際投資発展有限公司、中国移動通信集団公司、上海国盛(集団)有限公司、中国電子科学技術集団公司、北京紫光通信科学技術集団有限公司、華芯投資管理有限責任公司などが、『国家IC産業投資基金股フン有限公司発起人協議』と『国家IC産業投資基金股フン有限公司規程』に調印した。
同基金の規模が明らかにされていないが、関係筋は1200億元前後になると見ている。業界関係者は「1200億元というのも初期の規模に過ぎない。今後同基金の規模が着実に拡大していくことが予想されている」と話す。
「中国証券報」より 2014年10月15日