鄧所長はロシアで、覚書の調印に立ち会った。鄧所長は、「覚書の調印は、両国の高速鉄道運輸回廊の建設を推進する。まずはモスクワとカザン市を結ぶ鉄道の建設を優先的に進める。両国はそれぞれ共同活動チームを発足している。高速鉄道の戦略的パートナーシップには、プロジェクトの設計、施工、サービス、設備の供給、投融資などの全面的な内容が含まれる」と語った。
ロシアメディアの報道によると、この鉄道は新シルクロードの一つのプランとなる。モスクワと北京を結ぶ高速道路の総延長は7000キロ以上に達し、首都間の鉄道交通を発展させる第1陣のプロジェクトになる見通しだ。 鄧所長は、「その他の競争相手と比べると、中国は総合力で上回っている。中国は自国の強みを発揮し、プロジェクトの協力で実質的な進展を実現できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年10月16日