最近市場では「2%のインフレ目標の達成時期を2年から3年に延ばすのでは」との見方も広がっている。バリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは、「2013年に始まったアベノミクスは、すでに弊害がプラス効果を上回った。
世間には追加の金融緩和策や財政出動による景気刺激を求める声があるが、これらはかえって民間の設備投資を落ち込ませる。日本がやるべきはアベノミクスの2本の矢(大胆な金融緩和と機動的な財政政策)を終了させ、3本目の矢、すなわち経済構造改革を急ぐことである」と述べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月27日