中国国際貿易促進会によると、今回のAPEC・CEOサミットには、APEC参加メンバーの21の国・地域のほか16の国・地域から、1000以上の企業(うち中国企業は500社余り)と1500を超える人の参加する。
参加企業の中には、世界トップ500企業のうち、4分の1以上に当たる130社の参加も見込まれている。参加企業は各業界のトップ企業で、製造・金融・商業サービス・採鉱・IT産業など20の業種が含まれている。 中国は投資受け入れ国から、純投資国へ 中国グローバル化センター(CCG)が中国社会科学院と共同で本日発表した「中国企業のグローバル化報告2014」は、中国企業の海外進出の特徴として、▽新興国への対外直接投資における世界の中心国、▽アジア向けが投資先の中心、▽民間資本による投資拡大、▽中国企業による米国投資加速、などを挙げた。
また2014年の中国の外国投資額は、外国からの投資額をはじめて上回るという見通しも発表した。これに関連して中国企業が今後、グローバルな多角的貿易に適応し、国際的なルール作りに参画していくという点について、中国国際貿易促進会の于平副会長は、「APECの中に設置されているビジネス諮問委員会(ABAC)は、APEC参加メンバーの21の国・地域からの各3名の産業界の代表によって構成されている。毎年4回会議が行われ、APECの首脳に報告書などを提出している。中国企業はこの会議に積極的に参加し、参考意見を述べるとともに、アジア自由貿易協定の推進についても参画していくべきだ」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年11月2日