ブラジルメディアの報道によると、中国の電子商取引大手・アリババ(阿里巴巴)は今年、中国の「独身の日」(11月11日)をブラジルに輸出する計画で、このショッピングイベントをブラジルの「ブラックフライデー」(米国で感謝祭翌日の金曜日に始まるクリスマスセールのこと)に育てていきたい考えだという。「新華網」が伝えた。
ブラジル紙「フォーリャ・デ・サンパウロ」のサイトが紹介した、アリババ傘下の海外通販サイト「速売通」(アリエクスプレス)ブラジル法人の10月30日付発表の公告によると、独身の日のショッピングイベントはこれまで主に中国で行われていたが、アリババは世界を視野に入れており、今年このイベントをブラジルを含む一連の重要な市場へうち出すことにしたという。
また同公告によると、イベントは24時間体制で行われ、割引は最高50%に達し、一部の商品は国際送料がタダになり、ブラジルの消費者はアリエクスプレスや天猫モールの国際版サイトで商品を購入することができる。アリババは中国の郵政部門およびブラジルの税関との交渉も進めており、商品が消費者の手元にスムースに届くことを保障するとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年11月3日