2014年アジア太平洋経済協力(APEC)会議非公式首脳会議に至る一連の活動が5日にスタートした。今回行われる主な行事は、11月5~6日に最終高級実務者会合、7~8日に第26回閣僚会議、10~11日に第22回非公式首脳会議などだ。このほか、APECビジネスリーダー会議、APECの首脳とビジネス諮問委員会の代表との対話会といったビジネス界の活動や各界のリーダーが向かい合う活動なども行われる。「新京報」が伝えた。
中国は今回の首脳会議で、地域統合の推進におけるAPECの調整や指導の役割を十分に発揮させたいとしており、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の実現に向けたルートマップを完成させたい考えだ。
▽アジア・太平洋地域の統合を推進
APECは中国が参加する重要な地域レベルの経済機関だ。1989年に設立され、アジア・太平洋地域をカバーし、貿易や投資の自由化・利便化、および経済技術協力との両輪からなる協力メカニズムを形成している。