中国人民銀行(中央銀行)が6日に発表した第3四半期金融政策執行報告書によると、中央銀行は第3四半期に中期流動性ファシリティ(MLF)を通じて、7695億元のマネタリーベースを供給した。7日付中国証券報が伝えた。
同報告書は、「中央銀行は9月にMLFを創設した。これは中央銀行が中期マネタリーベースを供給するための金融ツールだ。マクロプルーデンス政策の条件を満たす商業銀行および政策銀行を対象に、担保差入により供給する。国債、中央銀行手形、政策性金融債、ハイランク信用債など、質の高い債券を合格担保物とする」とした。
「中国証券報」より 2014年11月7日