データによると、同社と中国資産運用大手・博時基金の中国A株に投資するETFの基準価額が、3月5日から現在まで36.6%上昇している。同ETFはMSCI中国A株指数をフォローしており、上海証券取引所と深セン証券取引所に上場する460社以上の企業に直接投資している。
アハーン氏は、「中国大陸の上場企業の収益率の急速な成長は、これまでなおざりにされてきた。中国国有企業の効率も向上している。これらの企業の収益力の強化に伴う、潜在的な価値上昇の大きな余地が残されていることを、投資家は意識しなければならない。中国企業の経営効率の向上には大きな余地が残されている。これは外国の投資家に投資の機会をもたらす」と話した。
アハーン氏は、「投資家は中国A株の価値が低く見積もられていることを意識し始めている。当社は、中国A株の株価収益率は今年7%、来年は15%弱上昇すると判断している。当社は中国企業の持続的な収益力に励まされている。中国A株の価格は非常に魅力的で、歴史的なピーク値までまだ大きな開きがあり、上昇の空間が残されている」と分析した。