アハーン氏は、「アリババを含め、中国の多くの企業は経営状況が良好だ。成長中の企業を求める投資家は、中国で投資先を見つけやすい。資産価値の増加を求める海外の投資家は、中国のやや高い経済成長率、中国の指導部の安定成長、モデルチェンジ促進の約束により、未来の中国にどのような投資のチャンスが生まれるかを注目するべきだ」と提案した。
アハーン氏は、「世界の投資家の投資先のうち、世界2位の経済体である中国が占める比率は低い。これは当社が中国での見聞を海外の投資家に伝えるため取り組む一因でもある」と語った。
アハーン氏は中国で最近「預金保険条例(意見募集稿)」が発表されたことについて、「これは非常に賢明な措置だ。中国の改革実施の方法はいずれも実務的で、秩序正しく徐々に推進することを目指している。国有企業の改革は今後、企業ごとに推進される。中国はこれまで多くの内需促進の改革の措置を発表しており、大きな効果が得られれば、将来的に関連する措置を実施するかもしれない」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月4日