安倍の“ひとつ覚え”、金融緩和の弊害が世界に拡大

安倍の“ひとつ覚え”、金融緩和の弊害が世界に拡大。

タグ: 金融緩和 アベノミクス 日本経済 

発信時間: 2014-12-05 17:11:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

▽教科書どおりにいかないのが実際経済▽ 教科書的に言えば、金融緩和政策には3つの効果があるとされる。▽円安による輸出促進、▽株価の上昇とそれによる企業の投資拡大、

▽インフレによる消費刺激、である。しかし物事にはプラスもあればマイナスもある。円安は輸出を促進させるが、製品輸入コストを引き上げ、企業の投資と個人の消費意欲を減退させる。最近の調査では、日本の中小企業の60%以上が「円安のせいで苦境に陥っている」と答えている。

日本から海外へ行く旅行者の数も四半期ベースで3%以上減少している。株はアベノミクスが始まって以来、7割を超えて上昇し企業の投資マインドをいくらかは刺激した。

しかし株高の実態は、投資家の投機的売買の結果であり、企業利益の上昇とはあまり関係ない。株価をいくら刺激しても、実物投資や経済成長には結びつかないということだ。

 

 

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