中国の国有石油大手の中国石油(ペトロチャイナ)と、中国石油化工(シノペック)の関係者は、12月4日の2社株のストップ高について、「ストップ高の原因については不明だ。企業としては大きな好材料があったということを承知しておらず、ストップ高は投資家の自主判断による結果だ」というような回答をした。5日付中国証券報が伝えた。
多くの業界関係者も、2大石油会社の4日のストップ高は、企業の経営状況とは関連していないと見ている。業績の角度から見ると、両社の2014年の業績は楽観視できず、2015年に原油価格が低下を続けた場合、悪化する可能性もある。
「中国証券報」より 2014年12月5日