中国最大の原発事業者の中広核電力(01816.HK)は10日、香港証券取引所のメインボードに正式に上場した。投資家の支持を集めた同社は、初の取引日に株価が高騰した。同社の株は一時3.48香港ドルの高値をつけ、3.31香港ドルで取引を終了した。これは募集価格の2.78香港ドルをそれぞれ約25.18%・19.06%上回る値だ。11日付中国証券報が伝えた。
中広核電力は、2014年の香港市場の最大規模の新規公開株で、個人投資家と機関投資家に注目されている。アナリストは、同社自身の強みの他に、大陸部の原発建設の再開が加速されることが期待されており、業界全体の好材料になっていると指摘する。
「中国証券報」より2014年12月11日