「改革を推進するには、問題解決を意識にし、時と共に前進する精神を貫き、変化し続ける実情に基づいて具体的な問題に焦点を合わせながらも長期的制度計画に有利な改革措置を提起しなくてはならない」。中国国際経済交流センターコンサルタント研究部の王軍副部長は、「現在は特に経済発展の質と量の関係をきちんと処理しなくてはならない。安定成長と構造調整のバランスをちゃんと把握したうえで改革措置を打ち出し、成長方式の転換や構造調整の加速に有利なだけでなく、経済成長の慣性的下落を食い止めるようにしなくてはならない」と指摘している。
末端組織、特に地方政府は経済活動の最前線にいて、実情を一番よく知っている。王軍副部長は「改革方案の制定は上層部の設計と末端組織の積極性の発揮を結びつけ、長期性と全面性を配慮しながらボトムアップによる創意性重視も必要がある」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月15日