欧米の伝統行事クリスマスや2015年の元旦が近づくにつれ、中国人の出境観光(アウトバウンド国際観光)市場も徐々に熱を帯びてきている。14日に複数の旅行会社を取材したところ、近場では日本、韓国、タイが人気で、長距離旅行では米国に人気が集まっている。人気旅行先では予約の増加率が50%以上上昇したところもあるという。中国新聞網が伝えた。
旅行サイト・携程網がまとめたデータによると、11月の中旬~下旬あたりから、クリスマス時期の旅行の予約者数が増加し、特にフリープランの伸びが著しい。日本と韓国のフリープランは増加率が50%を超えている。
多くの旅行会社が元旦を控えて、新春初詣ツアー、年末ショッピングツアー、温泉ツアー、スキーツアーなど多彩な商品をうち出す。日本は人気旅行先の一つで、予約増加率は50%を超える。中国人観光客に異国情緒に満ちた年越し体験を提供するため、多くの旅行会社が新春初詣ツアーをうち出している。12月31日の夜に団体で神社や寺院を訪れ、除夜の鐘を聴くというものだ。また日本式の温泉を体験するツアーもあり、雪を眺めながら露天風呂に浸かるのだという。