中国の李克強総理は現地時間15日午前、カザフスタンの首都アスタナでロシアのメドベージェフ首相と会談した。会談で、李総理は中ロ間の高速鉄道事業における提携の強化に期待している考えを示した。16日付中国証券報が伝えた。
李総理はその際、「中国はロシアとのエネルギー協力の拡大を望んでいる。そして、両国が高速鉄道をめぐる提携を強化し、調印済みの高速鉄道提携覚書を着実に実施に移すよう希望している。中ロ高速鉄道提携チームが、モスクワ―カザン高速鉄道プロジェクトの関連問題のリサーチを急ぎ、早急に全体的な提携案をまとめることに期待している」と述べた。
また、「中ロの極東地区における協力の相互補完性が十分に発揮されることを望んでいる。中国は極東の開発区建設に参与し、極東地区に対する投資を拡大したい」と李総理が語った。
「中国証券報」より2014年12月16日