高速鉄道・インフラ建設関連銘柄が、15日に再びストップ高のラッシュを迎えた。中国中鉄、中鉄二局、中国電建、葛洲バ、中材国際など多くの株がストップ高となった。16日付中国証券報が伝えた。
李克強総理が同日、ロシアのメドベージェフ首相と会談した際に、ロシアとの高速鉄道の提携を強化し、両国が調印済みの高速鉄道提携覚書を実施していくと表明したことが好材料視された。
市場関係者は、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)が、李総理の中央アジア・中東欧・東南アジア3カ国歴訪の重点的な議題になると予想している。これは中国企業の海外進出を加速し、国際プロジェクト請負業者や設備輸出企業などが爆発的な成長期を迎える可能性がある。鉄道や港湾などの交通輸送設備およびハイエンド設備も、発展のチャンスを迎える見通しだ。
「中国証券報」より2014年12月16日