世界銀行が中国の高速鉄道を評価、影響力拡大の「武器」に  

世界銀行が中国の高速鉄道を評価、影響力拡大の「武器」に  。

タグ: 中国の高速鉄道  世界銀行  影響力拡大

発信時間: 2014-12-22 10:23:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

世界銀行は近年一連の報告書を作成し、中国の高速鉄道の経済に対する影響を評価している。  世界銀行の報告書は、最も利用者の多い線路の一つと、乗車率が低い都市間鉄道を個別に研究し、高速鉄道事業者の中国鉄路総公司と協力し調査を行った。  

世界銀行の交通問題専門家、報告書の著者の一人であるジェラルド・オリビア氏は、「現段階の成果は喜ばしいものとなっているが、高速鉄道は重大な投資であり、高い乗車率と経済・財政の論拠の支持を必要とする。同問題を巡り、高速鉄道を保有する都市と緊密に連携し、駅周辺の開発に取り組むことで、高速鉄道の交通の利便性がもたらすメリットを拡大できる」と提案した。  

中国は高速鉄道技術の海外輸出に取り組んできたが、同プロジェクトの海外での入札は順風満帆ではない。メキシコは先月、高速鉄道の落札結果を急遽取り消し、中国企業と締結した価値にして37億5000万ドルの契約を破棄した。  12月20日付の読売新聞の報道によると、中国は「鉄道外交」を展開し、鉄道建設により海外の影響力を拡大しようとしている。その触覚は、世界に延びている。中国から「運命共同体」と呼ばれたASEAN、欧州の入口の中東欧、米国の「裏庭」の中南米から、高い潜在力を秘めるアフリカに届いている。この戦略は、中国が主導する新たな経済秩序の構築の中で、「先遣隊」の役割を担っている。  

 

     1   2   3    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。