中国の証券信用取引残高が先週、前週比635億6300万元増の1兆70億1100万元に達し、ついに1兆元の時代に突入した。1週間の伸び率も過去最高水準に達した。前年末の3465億元から3倍弱の規模になり、7月末の4449億5700万元から2倍以上になった。金融関連銘柄を始めとする優良株が、証券信用取引市場の高度成長の急先鋒、1兆元規模の重要な支柱になっている。23日付中国証券報が伝えた。
19日のデータによると、建築・装飾、機械・設備、公共事業が、非銀行金融機関を上回り、それぞれ11億元以上の純買いを実現した。優良株が注目を集め、A株市場と証券信用取引市場の空間を切り開いた。アナリストによると、証券会社の購入量の拡大に伴い、証券信用取引残高には尚も増加の空間が残されている。
「中国証券報」より2014年12月23日