ソニーとパナソニック OLED技術で提携

ソニーとパナソニック OLED技術で提携。

タグ: 日本企業

発信時間: 2015-01-07 13:48:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
 日本のソニー、パナソニック、産業革新機構(INCJ)、株式会社ジャパンディスプレイ(JDI)が共同設立した新会社「株式会社JOLED」が、このほど正式に発足した。登録資本金は81億円に上り、ソニーとパナソニックがもつ有機発光ダイオード(OLED)ディスプレーの研究開発機能を統合し、まずはタブレットコンピューターとノートパソコン向けの中型OLEDディスプレーの研究開発に重点を置き、2017年頃に量産化を実現させる計画だ。「北京商報」が6日に伝えた。

新会社はソニーとパナソニックがもつ世界トップクラスのOLEDディスプレー技術を統合させ、これには印刷を使用した生産技術、透明な非結晶性酸化物半導体薄膜と柔軟性の高いディスプレーの技術が含まれる。また新会社は、グローバルOLEDディスプレー市場のリーダーになることを目標に掲げる。

ソニーとパナソニックが手を結んで新会社を設立するという情報は昨年7月から流れていた。業界では、OLED技術はより鮮明でより薄いディスプレーを実現させるもの、次世代ディスプレー技術であるとして期待が寄せられていた。だが生産効率の低さや価格競争などの影響を受け、ソニー、パナソニック、サムスンは昨年5月にOLEDディスプレーの研究開発への投資計画を放棄。その2カ月後、サムスンが再び名乗りを上げると、ソニーとパナソニックも提携する道を選択し、それぞれの強みを生かして技術連盟を発足させるに至った。

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