中国の改革深化のロードマップが明確に

中国の改革深化のロードマップが明確に。 これまで国務院所属の各部・委員会といった中国の政府部門のほとんどがすでに2015年活動会議を招集し、今年度活動の中心を計画・配置した…

タグ: 中国改革

発信時間: 2015-01-15 17:01:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「三大戦略」をサポート

2014年12月9日‐10日に開かれた中央経済活動会議では、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)、「京津冀(北京市、天津市、河北省)協同発展」、「長江経済ベルト」という「三大戦略」の重点的推進路線が提起された。その二日後に開かれた全国発展と改革活動会議で、区域発展の新構図に着眼し三大戦略を着実に推進することを取り決めた。

続く2014年12月22日に開かれた全国工業と情報化活動会議では、「三大戦略」をめぐって関連発展計画と産業指導目録を制定し、産業移転協力モデルパークを適時に建設するという指示が出された。交通運輸部は2014年12月28日、「三大戦略」の計画に入る重要なプロジェクトを真剣に整理し率先的に実行に移すと表明し、京津冀や長江デルタ―といった重点区域における交通共通ICカードの先行実現という具体策まで宣言した。今年1月8日-9日に開催された全国税務活動会議も、「三大戦略」の実現に必要な税収措置を真剣に検討し着実に遂行すると表明した。

「三大戦略」の他、各部・委員会も今年の重点プロジェクトを計画した。例えば、住宅建設部は今年住宅保障プロジェクト700万戸の新規着工、480万戸の完成を計画している。水利部は実物プロジェクトの量を増やして投資けん引の役割を果たし、工事前期作業の実行に移して、今年度中にさらに27工事の着工を目指している。

「中国証券報」より2015年1月15日

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