中国商務部の孫継文報道官は19日、今後大部分の海外資本の中国進出に承認が不要になったと表明した。20日付中国証券報が伝えた。
同日、孫継文氏が「中華人民共和国外国投資法(草案・意見募集稿)」の一般意見募集について見解を述べた際に、「外資三法(『中華人民共和国外資企業法』、『中外合弁企業法』、『中外合作経営企業法』)改正の基本方向が既存の3つの法律を『外国投資法』に1本化することだ」とした。
孫報道官によると、意見募集稿で既存の外国企業投資管理体制が改革され、外資系企業に内国民待遇とネガティブリスト管理モデルが適用されることになっている。ネガティブリスト管理モデルの施行により、大部分の海外資本の中国進出には事前に承認を得る必要がなくなった。
「中国証券報」より2015年1月20日