「一帯一路」世界中国語メディア経済フォーラムは24日、海南省澄邁県で行われました。24の国や地域から来た中国語メディア60社あまりの代表や、中国と東南アジア観光都市の代表、専門家、学者、中国の中央と地方政府の責任者ら、およそ200人がフォーラムに参加し、中国と地域の発展の様相に変化をもたらすと見られる「一帯一路」(「シルクロード経済帯」と21世紀「海上シルクロード」)の戦略構想について討議しました。
国務院僑務弁公室の何亜非・副主任は席上「海外の中国人は『一帯一路』建設の手伝いをし、架け橋の役割を果たしている。海外の中国人が『一帯一路』建設に対して持っている潜在力は高い。沿線の国々には多くの中国語メディアがあり、地域世論で重要な役割を果たす。外交と民間交流を行い、文化交流や学術研究、メディアの協力などの形を通して、沿線にある国々の国民と友好関係を強めるべきだ」と指摘しました。
中国共産党海南省委員会の常務委員で宣伝部長の許俊氏はフォーラムで演説を行い「海南省は海上シルクロードにおいて重要な戦略的な地点である。『一帯一路』建設は海南省が責任を持って担うべき歴史的任務であり、チャンスでもある」と話しました。
「中国国際放送局日本語版」2015年1月25日