中国北車が26日に発表した公告によると、中国北車傘下の北車(米国)企業はすでに米マサチューセッツ州湾交通局とボストンオレンジラインの地下鉄輸出契約を結び、総額41億元となる。そして、中国は現在米、ロシア、ブラジル、タイを含む28カ国と高速鉄道協力プロジェクトについて交渉しており、ロシアやタイとは高速鉄道協力合意書まで調印したという。
「中国の指導部が提唱した一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)の発展方針は中国高速鉄道の世界進出に新たなチャンスをもたらす可能性がある」とCCTRに近い関係筋が『環球時報』の記者に話し、さらに米GM社などの企業も中国高速鉄道企業と交渉や意思疎通を進めている最中だと明かした。中国政府筋は、「協力双方に経済利益やメリットを感じさせ、互恵関係を築くには智慧が必要だが、今は交渉が粘り強く進められている」と話した。その他、イスラエル外交部も何度も中国高速鉄道の導入希望を伝えているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月27日