1993年創業の大連光洋科技集団有限公司は10億元を投じ、一連の自主革新の成果を獲得し、5軸連動工作機械を開発し、鼻祖のドイツ市場への進出に成功した。
北京で両会(人民代表大会、政治協商会議)に出席中の全国人民代表大会代表、北方重工集団有限公司の耿洪臣董事長も、自信を深めている。数千キロ離れた豪シドニーの地下鉄建設現場では、耿董事長が経営する同社が生産した4台のシールドマシンが、轟音を鳴らしながら大活躍している。
同社のシールドマシンはその高い品質により、50以上の国と地域に輸出されている。同社(中国大型機械製造トップ3)の海外市場の売上は、2014年に総売上の3分の1に達した。
全国政治協商会議委員、中国銀行外部監事の梅興保氏は記者の取材に応じた際に、「中国は今後、衣料品や玩具など加工製品の輸出の安定を維持すると同時に、商品の品質、付加価値、技術力を高め、商品とブランドの信頼を高める必要がある」と述べた。
梅氏は、「中高級の水準に向かうことができれば、中国の貿易成長から巨大な潜在力を引き出すことができる」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年3月10日