▽細やかで至れり尽くせり パッケージを重視
日本語教師の庄野杏子さんの話によると、「日本の宅配便会社のサービスは至れり尽くせりで、壊れやすいものは非常に細やかに気を配って包装してくれ、『こわれもの注意』のシールも貼ってくれる。ワインが入っていれば向きを示すシールを貼り、瓶が逆さにならないようにする。
日本に暮らす中国系の曹暁民さんは、「宅配便の配達員は発送する荷物を細心に保護し、標示がはっきりしなければ詳しくたずね、危険な状況が起こりやすい荷物は別扱いにし、こわれもの注意や精密機器などのシールを貼る」と話す。
日本の企業で働く中国人は自分の体験を語ってくれた。「宅配便会社は雨が降れば荷物にビニールのカバーを掛け、壊れやすいものはガムテープなどで補強する。配達員が会社に集荷に来た場合、会社が行った包装がしっかりしていなかったり安全でなかったりすれば、包装し直すこともある」。