スーパー銭湯最大手の極楽湯は2015年2月に上海で中国2号店を開いた。日本式のこまめな清掃や強力なろ過装置による清潔な水質と衛生が人気で、入場が3時間待ちの日もある。日本で展開する約40施設への誘客も期待している。
「中国の消費者は気まぐれだ」香港の証券会社CLSAのカジノ・高級品アナリスト、アーロン・フィッシャー氏はこう形容した。気まぐれな中国の消費者をリピーターとしてとらえるには、自社ブランドにほれ込む「ファン」になってもらう必要がある。中国での体験を固定客づくりの仕掛けとして機能させることが重要だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月10日