スイス紙『ターゲスアンツァインガー』の9日の報道によると、A.T.カーニーがこのほど発表した「グローバル・リテール・デベロップメント指数」の調査報告で、米国は中国を抜いて世界最大のネットショッピング市場となった。景気回復により米国の消費者の自信が向上し、ネットショッピング市場は2014年も15%の伸びを示した。中国のネットショッピング市場は拡張したものの、伸び率はやや縮小した。
報告によると、世界のネットショッピングは近年、上昇傾向にある。2014年の世界のネットショッピング売上高は8000億ドル超で伸び率は20%に達した。調査対象の30カ国の中で上位を占めるのはやはり欧米諸国である。3位はイギリス、4位は日本、5位はドイツ、6位はフランス、7位は韓国。報道によると、ドイツが韓国を超えたのは今回が初めてとなる。
専門家は、世界各国のインターネット使用率の向上と新技術の応用に伴い、家でマウスをクリックするだけで買い物ができるネットショッピングは一般化すると見ている。今後のネットショッピング市場には、ネットショップと実店舗の全面的な販売ルートの開拓、国際的なネットショッピング、商品の多様化などの新しい動向が生まれると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月11日