アジア投資銀、大国の加入は期待と信頼の現れ

アジア投資銀、大国の加入は期待と信頼の現れ。

タグ: アジア投資銀,AIIB,アジアの発展

発信時間: 2015-04-11 10:06:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

筆者:国家発改委学術委員会秘書長 張燕生

習近平総書記は昨年末の談話の中で、革新的な発想によりアジアインフラ投資銀行(AIIB)およびシルクロード基金を適切に運営すると述べた。AIIBを適切に運営するためには、集められるすべての力を集め、開放・包容・多元の理念を貫き、世界共通の高基準の投資ルールの革新を行い、AIIBの新型長期融資メカニズムを創造し、アジアの長期的かつ持続可能な発展を促進する必要がある。

AIIB設立の準備が始まった段階で、中国によるこの提案に積極的に反応した大国はインドのみだった。転機は今年の3月12日に訪れた。英国は西側の大国として初めて、AIIB創設メンバーとして加入する意向を示した。その後、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリアなどが続々と加入を申請した。ロシア、ブラジル、韓国なども申請を行った。現在まで、AIIBは50カ国以上から申請を受けており、中国と国際社会の予想を大幅に上回っている。

英国が西側の大国として初めて加入を申請したことには、特殊な意義がある。英国は世界の現代化の流れにおいて特殊な地位を占め、影響力を持つ。英国は米国の現代化の「師」、世界的な国際金融センターである。英国の積極的な参与は、AIIBの管理体制・能力の現代化を促進する。次に英国などの西側の大国による積極的な参与は、世界銀行、国際通貨基金、アジア開発銀行などの国際機関と、AIIBを始めとする世界の新型多角的開発金融機関の協力、相互補完・促進を促す。これは世界の金融の新たな秩序が、開放・協力を基礎とし生まれようとしていることを意味する。それから英国などの欧州の大国の加入は、ユーラシア大陸を貫く「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の建設を促進し、アジア・ヨーロッパ・アフリカの経済体が一帯一路のインフラ投資に共同参画する新たな局面を形成する。

しかし西側諸国の殺到に伴い、一部の人はAIIBがコントロールを失い、西側主導の条件付き融資という古い道に戻ることを懸念しているが、これは余計な心配だ。まずAIIBの投票メカニズムは、現地化の発展の大勢に合致する。現在の取り決めによると、アジアは75%の投票権を占め、GDPや人口などによって比率を決めることになる。アジア以外の地域は、25%の投票権を占める。AIIBは出資比率により投票権を決めるという従来のやり方をせず、アジア人に自らの事業を決めさせると同時に、アジア以外の地域からの積極的な参与、発展の成果の平等な共有を歓迎する。

次に、AIIBの運営メカニズムは、東洋人の価値観に合致する。AIIBの本部は北京に置かれる。AIIBの設立を担当する金立群氏は、最大出資国としての中国の地位は特権ではなく責任だと述べた。中国はリーダーを自称せず、出来る限り満場一致による方針決定を目指す。和して同ぜず、大同につき小異を残すが、AIIBの協力の基本的な理念となる。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。