AIIB設立は、時代の流れの必然

AIIB設立は、時代の流れの必然。

タグ: 中国AIIB

発信時間: 2015-04-12 10:07:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

フランス、ドイツ、イタリアは3月17日、創設メンバーとなるための期限である31日の2週間前に、アジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加する方針を明らかにした。

AIIBを動き始めた列車に例えると、中国は間違いなく列車を動かす機関車役である。一方、世界の国々の中には、ぎりぎり間に乗ることに間に合った国や、駅で乗ろうかどうしようか迷っている国もある。当然ながら、列車を止めようとする国もある。

英国が3月12日にAIIBに参加を表明したことに米国はいらだちを強めている。日本は慎重姿勢を崩さず、「公平なガバナンス」が確保できるかどうか疑問だとしている。

AIIBは経済学の言葉を使えば国際公共財である。誰でも通ることのできる道路や橋を作るのと同じことである。それなのに米国や日本はなぜ反対するのであろうか。

しかも国際公共財という考え方自体が米国から出たものである。公共財と反対の考え方に「フリーライダー(ただ乗り)」があるが、これは米国が中国を非難するときの常套句である。

米国による中国のただ乗り論について、習近平総書記は2014年8月、こう回答している。「中国は周辺の国に対して共同発展の機会と空間を提供したいと考えている。各国が中国という発展列車に同乗することを歓迎している。ただ乗りは大いに結構です」と。

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