中国中銀の預金準備率引き下げ、1兆2000億元規模の流動性を供給

中国中銀の預金準備率引き下げ、1兆2000億元規模の流動性を供給。

タグ: 中国預金準備率

発信時間: 2015-04-20 10:51:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中央銀行は今年2月、旧正月入りを直前に控え、全面的な預金準備率の引き下げを宣言した。中央銀行は2月5日より、金融機関の人民元預金準備率を0.5%引き下げることを決定した。また条件を満たす都市商業銀行、非県域農村商業銀行の預金準備率を、さらに0.5%引き下げた。中国農業発展銀行の人民元預金準備率を4%引き下げた。預金準備率の引き下げ後、大手金融機関の預金準備率は19.5%、中小金融機関は16%となった。

交通銀行チーフエコノミストの連平氏は2月の預金準備率引き下げ後、「現在の金融政策は全体的に見て穏健であり、その中にやや緩和的な動きが見られたが、依然として微調整の範囲内だ。金融政策は今後も穏健の基調を維持する。外貨買い取り専用資金が低水準を維持し、預金の増加が緩慢であれば、小幅の利下げ・預金準備率引き下げの可能性があり、2−3回に渡り0.5%ずつ引き下げられる見通しだ。大幅な緩和政策が打ち出されることはない」と予想する。

興業銀行チーフエコノミストの魯政委氏も、「中国の外貨買い入れ専用資金と外貨準備高が低下の流れを示している。ゆえに今後は預金準備率引き下げの流れとなり、少なくともさらに2回引き下げられるだろう」と分析している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月20日

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