経済成長の減速圧力が拡大する中で、第一四半期におけるサービス業の成長はなお三大産業のトップを走り、経済成長の注目点であると同時に、中国経済の工業主導型からサービス主導型への構造転換を牽引している。今後、サービス業のさらなる成長は中国経済の構造転換・グレードアップを一層後押しすることになる。
サービス業成長拡大は三大産業を牽引
国家統計局のデータによると、第一四半期においては、第一次産業の増加値(付加価値)は前年同期比3.2%増の7770億元、第二次産業は同6.4%増の6兆929億元、第三次産業は同7.9%増の7兆2605億元だった。
国家統計局の盛来運報道官は、「経済成長の減速圧力が拡大する中で、サービス業は成長を拡大しつづけ、三大産業をリードしており、GDPに占める割合も高まりつつある。その成果は容易に得られるものではなく、中国経済構造の合理化が進んでいることを意味するものだ」と指摘。