中国の外貨準備高は今年第1四半期末の時点で3兆7300億ドルで、3四半期連続の減少となった。
しかし上述した研究員は、「中国中央銀行の米国債に対する需要は以前ほど旺盛ではない。しかし長期的に見ると、中国が国内投資家の対外投資の拡大を奨励するに伴い、中国の投資家による米ドル建て資産および米国債に対する需要が、中国中央銀行の不足を補う可能性がある」と予想した。
中国の2014年の対外投資規模は外資利用規模を上回り、資本純輸出国になった。データによると、中国の2014年非金融類対外直接投資額は、前年比14.1%増の1028億9000万ドルに達した。