中国は世界最大の自動車消費市場となっている。上海国際モーターショーが先ほど開幕し、日本の大手自動車メーカーが新たに開発した車種を発表した。日本メーカーの中国市場での販売状況は楽観視できない状況となっている。各社は中国市場向けに開発した一連の新型車種を発表し、中国という将来性の高い市場で再び高い地位を占めようとしている。
上海国際モーターショーは、今月20日に予定通り開幕した。日本の大手自動車メーカーを含む、世界各地の自動車・部品メーカー(約2000社)が出展。中国市場では現在、かつて高いシェアを誇っていた日本車よりも、欧米車の方が消費者から注目されている。この状況下、日本メーカーはモーターショーで、中国市場向けに開発した最新の車種を発表した。
トヨタは新たに開発した新型HVを展示した。これはトヨタが初めてエンジンやバッテリーなどのコア部品を現地生産する車種だ。トヨタは現地の生産・販売面の強みにより、このHVの生産価格を引き下げた上で、これを契機として新型車種の普及を目指す。