▽海外ファンド
「株を買うよりはファンドを買う方がお気に入り。株の収益はファンドでも受けることができる」。50歳過ぎの大媽、林玉鳳さん(仮名)はここ数日、若い人たちと資産運用の話に余念がない。
林さんのファンドのバスケットには、米国の不動産に投資する広発基金のQDIIファンドや、匯添富基金のハンセン指数QDII分級ファンドなど海外がらみのものが多い。林さんの投資している投資商品のほかに、海外のファンドに直接投資するプラットフォームもある。
東航金融が打ち出している海外基金の選択購入のプラットフォームは、資産管理会社20社余りと協力し、400以上の海外ファンドを提供している。投資のターゲットは、世界の株式市場や世界の債券市場、外貨、コモディティなどをカバーしている。プラットフォームの多くのファンドの最低投資額は8000香港ドルだが、最低投資額がこれより高いファンドもある。
だが林さんはファンドに対して慎重な態度を崩さない。「ファンドは投資の気苦労がいくらか少ないが、投資前にはラジオをよく聞いて投資市場の環境がどうかをチェックしなければならないし、新聞をよく読んで政策の時事ニュースにも気を配っておかなければならない。時には自分のファンドマネージャーとおしゃべりして、意見を聞くのも必要だ。こうした準備をしてこそ堅実な投資ができる」