(一)鉄道・電力・通信・建材・建機などの比較優位性を持つ分野に的を絞り、異なる地域、特に「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線諸国の需要と結びつける。国有・民間などの各種企業を主体とし、投資・プロジェクト建設・技術協力などの手段をフレキシブルに活用する。設備などの輸出をけん引し、関連諸国の雇用拡大と経済発展を促進し、質と信頼性によって評価を高めイメージを樹立する。
(二)川上・川下が協力する生産能力協力チェーンを構築し、技術交流を重視する。メンテンナンスやサービスを徹底し、設備の輸出と関連サービスの同時推進を徹底し、生産能力をめぐる協力と技術のグレードアップで収穫を得る。
(三)設備輸出と資金調達手段を緊密に結びつける。市場化の方法を採用し、外貨準備高の使用ルートを切り拓き、輸出信用保険の保障水準を高める。人民元クロスボーダー決済システムを構築する。企業と金融機関の株式・債券などの発行による、国内外での資金調達を奨励する。