経済の減速圧力に対応するための「良薬」とは何か。林毅夫氏は「やはり内需拡大はメインだ」と語る。「内需には二つの面があり、投資と消費だ。目下は投資できる分野が非常に多く、産業のグレードアップの余地も非常に大きい」という。
「投資拡大が生産能力過剰につながる」という見方について、「産業のグレードアップとインフラ建設に投資すれば、この問題は回避できる」と林毅夫氏が見ている。
氏はさらに国内企業に「海外へ行ってM&Aを行い、先進技術を導入して製品の付加価値を高めるべきだ」と呼びかけた。
氏は、「会社の技術開発センターは国内に置かれてもいいし海外に設けても良い。海外に技術開発センターを置くメリットはユーザーに一層近づくことだ。勿論それには企業の積極性が問われるし、政府の支援も欠かせない」と指摘した。