2014年6月のダラスー上海線就航により、アメリカン航空が中国向け輸送力はすでに日本を上回った。毎日1便の上海路線は、アメリカン航空にとって4路線目の中国大陸線だ。アメリカン航空の日本路線は4路線あるが、シカゴー成田路線は2013年末より毎日1便から毎週5便に減っており、この便数を維持することになりそうだ。
アメリカン航空とユナイテッド航空にとって、2015年の米国からの中国向け直行便の輸送力はともに日本向けを上回ることになる。ユナイテッド航空の2014年の日本向けの座席数は中国を8%上回っていたが、2014年中頃に成都線が就航し、これに上海線が加わることで、2015年の中国向けの座席数は日本を11%上回ることになる。