「爆買い」と表現される中国人観光客の買い物スタイルだが、実際、ある統計によると中国人の一人当たりの消費額は20万円(約1万408元)と他の外国人観光客の2倍である。一番人気のあるのが健康食品や化粧品。その次にトイレの便座、炊飯器。さらにバッグ、衣料品の順である。
ショッピングエリアは東京が中心。銀座、新宿、上野のほとんどの店には中国人向けの免税カウンターが設置されており、中国人観光客であふれているユニクロ銀座店では、中国語を話せるスタッフが中国ツアー客に対応している。 商売繁盛は高級品ショップだけではない。銀座でスーツケースの店を開いているある店主もその恩恵に蒙っている。「銀座で買った商品が、中国から持ってきたスーツケースに入りきらず、新しいのを買いに来てくれるのです。これまで長年銀座で商売しているがこんなことは初めてです」と目を丸くする。
NHKの最新のデータによると、外国人1人当たりの日本での消費額が15万円(約7800元)だとすると、10人いれば、日本人1人が1年間で消費する金額を超えるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月18日