景気下振れ圧力が大きい中、中国株式市場の強気気相場が続く理由とは?

景気下振れ圧力が大きい中、中国株式市場の強気気相場が続く理由とは?。

タグ: 中国株式市場

発信時間: 2015-05-19 18:57:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

昨年「上海総合指数の5000ポイント到達も夢ではない」と真っ先に言い出した国泰君安証券の任沢平首席マクロ・アナリストは「証券日報」の取材に応じた際に、「株式市場は経済、政策、資金、景気の先行き見通しといった要素による共同作用の結果だ。中国の経済成長率は2014年第2四半期以降急ピッチで減速し、内外需という2大成長エンジンが相次ぎスピードのギアチェンジを余儀なくされた。今年の後半、輸出・不動産投資・製造業投資といった主要成長原動力関連の指標のいずれもが最悪の時期を脱し、中国経済の中長期成長に向かうプラットフォームが現れる可能性がある。政策の底、市場の底、経済の底が相次ぎ現れたことで、中国経済は2015年に成長速度のギアチェンジ期の最終段階を迎えることになる。この時期に、リスクが一斉に表面化することを受け、政府が流動性供給の拡大、金利の引き下げ、財政出動、改革の加速化に積極的に動き出す。これはまさにブルマーケット形成の起爆剤となる」と話した。

景気下振れ圧力は確かに拡大しつつあるが、経済の成長速度が合理的区間の下限に近付けば、政府は照準を合わせてマクロコントロール策を駆使し、市場の自信を安定させることになる。李克強総理の「政策余地がまだかなり大きい」、「ツールボックスになお多くのツールが残されている」というような言い方は、市場に明確な政策発信である。実際に、景気対策が立て続けに打ち出されている。

     1   2   3   4    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。