そこでドイツ鉄道は、新たな車両製造メーカーを探そうとしている。ポーランドのPESA、日本の日立グループに対しても、業務提携の意向を示したことがある。しかし同社の幹部は、極東で新たな提携先を発見したようだ。
ドイツは訪中期間に、中国の車両メーカーとの業務提携に同意した。この幹部は、「アジア、特に中国は今後3年から5年以内に、当社の列車と部品の調達を満たすことになる。中国の2社の車両メーカーは合併前でも世界1・2位であり、将来的には世界鉄道車両市場の半分のシェアを占有することになる」と予想した。
近い将来、中国の高速列車がドイツ連邦鉄道管理局から認可を得る。この幹部は、「メイド・イン・チャイナと高品質が対立する時代は終わった。中国政府は高速鉄道産業の輸出に興味を示している。当社との協力も、中国の政治家の関心を引いている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月7日