税関総署の黄頌平報道官は、「税関総署の行った調査によると、今年5月の中国の対外貿易輸出先導指数は35ポイントで、4月より0.9ポイント低下し、3カ月連続の低下となった。ここから中国にかかる輸出圧力が依然として大きいことがわかる」と話す。
税関のデータによると、今年1~5月には民間企業の輸出入の割合が上昇した。広東省や江蘇省など7省・直轄市の輸出入額の合計が全体に占める割合が低下し、中部と西部の一部の省は輸出が急速に増加した。一般貿易の輸出入の割合が増加し、輸出が伸びた。米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)向けの輸出は増加、欧州連合(EU)と日本向けの輸出は減少。1~5月の中国・欧州間貿易額は1兆3700億元(約27兆4565億円)に上り、同7.1%減少した。中米間貿易額は1兆3400億元(約26兆8552億円)で同2.8%増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年6月10日